学校に行かせてもらえない子どもは何をしてるの?

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学校が近くにあっても通えない子どもたち

赤ちゃんの世話:ハンモックをヒモで揺らしてゆりかごに

赤ちゃんの世話:ハンモックをヒモで揺らしてゆりかごに

カンボジアには、近くに学校があっても行かせてもらえない子どもたちがたくさんいます。理由は大きく分けて二つあります。一つは、極度の貧困のため日々の食糧を確保するために子どもたちも働かざるを得ないケースです。AICAはこうした家庭に、農業技術指導を実施して生活向上をサポートしています。

もう一つの大きな理由は、保護者が教育の重要性を理解していないことです。

小さいうちから上手にお皿洗い

小さいうちから上手にお皿洗い

読み書きができない保護者

現在カンボジアでは、難民キャンプやその後の混乱期に幼少期を過ごした世代が親になっており、保護者自身が読み書きができないなど、教育を受ける機会を得られなかった人が多いのです。そのため農業をするのに、学校へ行く必要はない。それよりは、子どもも働けるようになったら日銭を稼ぎに行ってほしい、と考える親が少なくありません。

「子どもは労働力」が当たり前

「こうやって水を汲みに行くんだ」

「こうやって水を汲みに行くんだ」

牛の世話をする子ども

牛の世話をする子ども

子どもたちは、賃金をもらえる労働も家事労働も含め、実に多くの役割を担っています。牛の世話、皿洗い、水汲み、魚やかたつむりを捕りに行ったり、収穫の労働をして日銭を稼ぐ。これらはごく当たり前の日常であり、そのことに疑問を抱く保護者はほとんどいません。

そこで、外部者の私たちが、教育の重要性を説いて、子どもたちを学校に通わせるよう促すのです。また、個別の説得以外にも効果が高いのが、村の中での啓発映画の上映です。娯楽の少ない村で、映画は貴重な楽しみの機会になります。

啓発映画の上映についてはこちらをご覧ください。